赤ちゃんってこんなに寝ないの?産後のリアルとメンタルの話

産後って、こんなにしんどいんだって思いました。
赤ちゃんが生まれた瞬間は、本当にうれしかったんです。
顔を見た時は、ただただ安心して、自然と涙が出ました。
「ああ、やっと会えたな」って。
でも、そのあとすぐに思ったのは、
「え、赤ちゃんってこんなに寝ないの?」
という、すごくシンプルな驚きでした。
正直、私はもっと寝るものだと思っていました。
テレビとかで見る赤ちゃんって、すやすや寝てるイメージが強くて。
泣いても、抱っこしたら落ち着いて、そのまま寝る。
そんな感じだと思っていました。
でも実際は、全然違いました。
抱っこしても寝ない。
揺れても寝ない。
置いたらすぐ起きる。
気づいたら、ずっと起きてる。
こっちも、ずっと起きてる。
赤ちゃんはかわいい。
それは間違いないのに、寝不足でどんどん余裕がなくなっていくのがわかりました。
気持ちも不安定になるし、ちょっとしたことで落ち込む。
あのときの私は、
「思ってたより大変だな」
って、ただそれを繰り返し感じていました。
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「寝たいのに寝られない」がいちばんこたえました
入院中、母子同室になってからが本当にこたえました。
赤ちゃんが全然泣き止まないんです。
抱っこしてもダメ。
揺れてもダメ。
YouTubeで調べた泣き止ませ方もダメ。
気づけば深夜に3〜4時間くらい、抱っこしたまま病室をぐるぐる歩いていました。
隣の部屋にも声が聞こえてるよな、迷惑かけてないかなって、すごく気を使ったのを覚えています。
「早く泣き止んで」
「お願いだから寝て」
そんなことを思いながら歩き続けていたけど、全然ダメでした。
しかも帝王切開のあとだから、お腹も痛いし、体もボロボロです。
でも、家に帰ったらどのみち自分でやらなきゃいけないと思って、なるべく預けずに頑張っていました。
やっと寝たと思ったら、すでに朝。
赤ちゃんの検査、私の検査、沐浴の指導、いろんな説明。
もちろん必要なことだし、ありがたいことなんです。
でも、正直その頃の私は、もう頭が回っていませんでした。
寝たいのに、寝られない。
たぶん、あの状態がいちばんきつかったです。
気持ちが不安定になりやすいのは珍しいことではなく、自分が弱いからではなく、体と生活の変化の影響を受けていることも多いそうです。
そう考えると、私は少し気持ちが楽になりました。
退院したら少し楽になると思っていたのに、今度はワンオペの現実が始まりました
退院してよかったと、心から思いました。
病院よりは自分のペースで動けるし、
赤ちゃんが寝たタイミングで、自分も少し横になれる。
ほっとしたのを覚えています。
でも数日すると、気持ちが落ち着かなくなってきました。
1か月後には夫が2〜3か月の出張に行くことが決まっていて、
その間は、ひとりで生活を回さなければいけません。
今のうちに慣れておかないといけない、と思いました。
ミルクも、おむつ替えも、沐浴も、
ひとりでできるようにならないといけない。
自分のお風呂も、できるだけ早く済ませて、
タイミングも崩さないようにしていました。
洗濯や掃除も少しずつやりながら、
冷凍のお弁当や宅食に頼って、
できることをやろうとしていたと思います。
ただ、今思うと、少し頑張りすぎていたのかもしれません。
まだ赤ちゃんとの生活にも慣れていないのに、
焦って、いろいろやろうとしすぎていました。
「この子のことを考えてるのは私しかいない」感情がジェットコースターみたいに揺れました
退院して数日後、気持ちが一気に崩れました。
「なんで私ばっかりこんなにやってるの」
「もう少しやってほしい」
夫に対して、そんな気持ちが急に出てきました。
帝王切開の傷にも少しトラブルがあって、
寝不足や体の不調も重なっていた時期でした。
それに加えて、この先の生活への不安もあって、
気持ちの余裕がなくなっていました。
寝室で赤ちゃんを抱っこしたまま、
一緒に泣いてしまい…
「この子のことを考えているのは私しかいない」
「もう私が全部やるしかない」
そんなふうに思っていました。
今思えば、思い込みだったのだと思います。
でも、その時は本気でそう思っていました。
夫にも「あのときは様子がおかしかった」と言われたことがあります。
同じ時期に出産した友人に相談すると、
「私もだよ。感情がジェットコースターみたいに上下する」
と言っていて、その言葉がとてもしっくりきました。
昨日までは普通に過ごしていたのに、
急に落ちてしまう。
自分でうまくコントロールできない感覚がありました。
「とにかく寝る」を最優先にしたことで、少しずつ戻ってきました
「このままじゃダメだ」と思って、まず変えたのは寝ることでした。
赤ちゃんが寝たら、自分も寝る。
そのために、いろいろ試しました。
ねくるみ、ホワイトノイズ、クラシック音楽、ソルフェジオ、ネントレの本、YouTube検索。
そして、自分用にアロマオイルも使いました。
ティッシュに垂らして、鼻の近くで少しでもリラックスして眠る。
赤ちゃんが寝る=自分が寝れる。
そう考えるようになってから、少しずつ気持ちが落ち着いてきました。
2〜3週間くらい経った頃に、
「あ、戻ってきたかも」
と思えたんです。
「このくらいで相談していいのかな」と思う時こそ、相談していい時期だと思います。
抱っこ紐にはかなり助けられました。寝てくれるだけじゃなく、「自分の時間」ができたからです

寝ない時期を乗り切れたのは、抱っこ紐の存在が大きかったです。
私は「ラクリス」という抱っこ紐を使っていました。
新生児から使えるタイプで、首が安定していない時期でも安心して使える構造だったことが決め手でした。
一番大変な時期に使えたのは、本当に助かりました。
抱っこ紐に入れて、少し揺れていると、気づいたら寝ていることも多くて。
「あ、寝てくれた」と思えるだけで、少し気持ちが楽になりました。
ただ、この抱っこ紐のよかったところは、それだけではありません。
置くとすぐに泣いてしまうのに、抱っこ紐に入れていると、多少動いても起きない。
この違いは、とても大きかったです。
抱っこしたまま動けることで、できることが少しずつ増えていきました。
私の場合は、産後しばらくしてから少しずつ仕事も再開していたため、
どうしても自分の準備をしなければいけない時間がありました。
そんな時も、抱っこ紐に入れたままメイクができる。
洗濯物をたたんだり、軽い掃除をしたり、
簡単な作業であれば、少しずつこなすことができました。
「何もできない」状態から、
「少しならできる」状態に変わったことは、私にとって大きな違いでした。
もちろん、肩や首への負担はあり、頭痛が出ることもありました。
それでも、
寝てくれることと、
自分の時間が少しでも持てること。
この2つの方が、私にとっては優先でした。
全部を自分でやろうとしない。
外の力を借りることも、産後を乗り切るひとつの方法でした。
この時期に特に助けられたのが、食事です。
最初は、家事もきちんとやらなければと思っていましたが、
実際にはそれどころではありませんでした。
慣れない育児、寝不足の状態で、料理までしっかりこなすのは難しかったです。
そのため、比較的早い段階で「頼る」ことにしました。
冷凍弁当もいくつか試しました。
ニチレイの冷凍弁当は、手軽さがありながら栄養バランスも考えられていて、
とても助かりました。
味も問題なく、「これで十分」と思える内容でした。
また、ワタミの宅食も利用していました。
こちらは冷凍ではなく、毎日配達されるタイプのお弁当を利用しました。
「まごころ手毬」や「まごころおかず」など、
量や内容、価格帯によってコースが分かれていて、
生活スタイルに合わせて選べる点がよかったです。
冷凍弁当と宅食、どちらも
食事の負担を軽くするという意味で、心強い存在でした。
冷凍弁当はまとめてストックできる安心感があり、
宅食は定期的に届く安心感がある。
それぞれの良さがあり、その時の状況に合わせて使い分けるのがちょうどよかったです。
振り返ってみると、
「きちんとやること」よりも「生活を回すこと」の方が私にとっては大切でした。
すべてを自分で抱えようとすると、どこかで無理が出てしまうので…
だからこそ、
頼れるものは頼る
使えるものは使う
それで乗り切ることができました。
仕事復帰してからは、物忘れの多さにもかなり戸惑いました
産後1か月ほどで、仕事に復帰しました。
ただ、その頃は物忘れがひどくて。
「何しに来たんだっけ?」
「次、何をやるんだっけ?」
そんなことが増えていました。
今までならしなかったような、初歩的なミスも多くなっていて。
「これ、大丈夫かな」
「前みたいに戻るのかな」
と、不安に思うことがありました。
あとから知ったのですが、
こういった産後の物忘れや集中力の低下は、
「マミーブレイン」と呼ばれることがあるそうです。
産後はホルモンバランスの変化や睡眠不足の影響で、
記憶力や注意力が落ちやすい状態になると言われています。
実際に、今まで普通にできていたことができなくなったり、
仕事でミスが増えたりすることもあるようです。
多くの場合は一時的なもので、
時間とともに落ち着いていくことがほとんどだと知って、
少し気持ちが楽になりました。
それでも、今いちばん思うこと
正直、初めての育児は想像以上に大変でした。
でも、それとは別で、
子どもは本当に愛おしくて、大切で、守りたい存在でした。
そして今回の経験を通して強く感じたのは、
自分の余裕や気持ちの安定が、とても大事だということです。
自分がしんどい状態だと、どうしても余裕がなくなる。
でも、少し整うだけで、子どもへの関わり方も変わる。
だからこそ、
自分も休むこ
自分も整える
それを大切にしていこうと思いました。
あの時、自分のことも大切にしてよかったと今は思っています。
まとめ|私が産後に感じたこと
産後は、どうしても自分のことを後回しにしがちです。
私も、「誰かを優先し続けることが正解」だと思っていた時期がありました。
でも実際に過ごしてみて、
自分に余裕がないと、まわりにも優しくできないんだなと感じました。
少しでも自分の状態が整うと、
子どもとの時間の空気も、自然とやわらかくなる気がします。
だからこそ
自分のことを大切にすることも必要なことなんだと思います。