肌着は何枚必要?洗濯環境別

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新生児の肌着は何枚必要?コンビ肌着の枚数を洗濯環境別に解説

【結論】新生児のコンビ肌着は「おうちの洗濯環境」で必要な枚数がガラッと変わります!

出産準備のリストを片手にベビー用品店へ行くと、おどろくほどたくさんの肌着が並んでいますよね。
「一体どれを何枚買えばいいの?」と迷ってしまうプレママ・プレパパも多いと思います。

まず、私が実際に使ってみて気づいた結論からお伝えします。

新生児期に一番使いやすくて、毎日大活躍してくれる肌着は「コンビ肌着」でした。

そして、その一番ムダのない枚数は、ネットのまとめ記事に書いてある一律の数字ではなく、それぞれの「おうちの洗濯環境(乾燥機があるか、何日おきに洗うか)」によって全然違ってきます。

この記事では、情報が多すぎて悩んでいるあなたに向けて、使わない服を買いすぎる失敗を防ぎつつ、産後の大変な着替え期をラクに乗り切るためのリアルな準備のコツをやさしく解説していきます。

ネットの「10点セット」を何も考えずに買っちゃうと、使わない服がどうしても出てきてもったいないことに…。まずは、毎日のお洗濯をどう回すか、から一緒に考えてみましょう!

なぜ長肌着や短肌着じゃなく「コンビ肌着」が一番おすすめなの?

新生児の肌着には、主に「短肌着」「長肌着」「コンビ肌着」の3種類があります。
その中で、なぜコンビ肌着が「ダントツの一軍」と言えるのでしょうか?

理由は、コンビ肌着の「使いやすさにこだわった形」にあります。

コンビ肌着は、裾がズボンのように二股に分かれていて、股下にスナップボタンが付いている肌着のことです。

コンビ肌着がダントツ一軍


このボタンのおかげで、赤ちゃんがどれだけ元気に手足をバタバタ動かしても、服がめくれ上がってお腹が丸出しになっちゃうのをしっかり防いでくれます。

一方、昔ながらの短肌着や長肌着は、お股を固定するボタンがなく、紐で結ぶだけになっています。


そのため、赤ちゃんが少し動くだけで、裾が簡単に胸のあたりまでズり上がってしまうんです。

気がつくとお腹が出ていて冷えそうになったり、そのたびに着崩れを直してあげるのは、思った以上に手間がかかってしまいますよね。

さらにコンビ肌着は、夏場ならこれ1枚で「お部屋着」としても可愛く過ごせちゃうのも嬉しいポイントです。

おむつ替えのときも、股下のボタンをパチパチと外すだけでサッとおむつを替えられるので、1分1秒でも早く寝たい深夜のお世話がグッと楽になりますよ。

この着せやすさと便利さがあるからこそ、たくさんの先輩ママから「結局、コンビ肌着しか使わなかった!」と選ばれているのです。

赤ちゃんの服選びで迷っちゃう「出産準備チェックリスト」の一律表記の罠

これほどコンビ肌着が便利なのに、どうして出産前って余計な肌着をたくさん買いすぎてしまうのでしょうか?
原因は、お店や雑誌で見かける「出産準備チェックリスト」に、みんな一律の枚数が書かれているからなんです。

これらのリストは、どんなおうちに住んでいるか、どんな生活を送るかに関係なく、平均的な枚数が書かれています。


そのため、ちょっと多すぎるかな?と思うような枚数が載っていることが多いんです。

肌着をたくさん準備しすぎてしまう

よくあるチェックリストの例

  • 短肌着:5〜6枚
  • 長肌着:2〜3枚
  • コンビ肌着:5〜6枚

初めての出産だと、このリストの通りに「全部で15枚以上」をきっちり揃えなきゃ!って思ってしまいますよね。


でも、ここで大切なのは「あなたのおうちで、どんなペースでお洗濯をするか」なんです。

毎日洗濯機を回して乾燥機で一気に乾かすおうちと、2〜3日分をまとめて干すおうちとでは、必要な服の数はまったく違います。

このお洗濯のペースを考えずにリスト通りにまとめて買ってしまうと、産後に一度も使わないままサイズアウトしてしまう、もったいない失敗に繋がってしまいます。

だからこそ、リストの数字をそのまま信じるのではなく、まずはご家庭の洗濯環境を見つめ直して、「うちは最低何枚あれば足りるかな?」と考えてみるのがおすすめです。

【我が家はこれ】洗濯環境・ライフスタイル別!コンビ肌着の必要枚数リアル早見表

ここからは、あなたのおうちの「お洗濯スタイル」に合わせた、具体的なコンビ肌着の必要枚数を3つのパターンに分けてご紹介します。

自分たちの生活に一番近いなと思うパターンを参考にしてみてください。

【パターンA】ドラム式乾燥機や「乾太くん」を毎日使うおうち(最少4〜5枚)

ドラム式洗濯乾燥機イメージ

おうちに最新のドラム式洗濯乾燥機があったり、ガス衣類乾燥機の「乾太くん」を毎日フル活用しているご家庭なら、コンビ肌着は「ちょっと少なめの4〜5枚」あれば十分にまわります!

これだけで足りる理由は、「洗濯カゴに入ってから、乾いてまた着られるようになるまでの時間」がびっくりするほど短いからです。

赤ちゃんがうんちを漏らしてしまったり、ミルクを吐き戻して服が汚れても、その日の夜に洗濯機にポンと入れれば、数時間後にはふわふわに乾いて、また次の日にすぐ着せることができます。

天気を気にしたり、「乾くのを待つ」という時間がほとんどないので、たくさんの予備を抱え込まなくて大丈夫なんです。

具体的には、こんなサイクルで回すと4枚でも破綻しません。

乾燥機を毎日使うおうちの4枚サイクル

  • 1枚:今、赤ちゃんが元気に着ている分
  • 2枚:その日の着替え用ストック(予期せぬ汚れへの備え)
  • 1枚:今、洗濯乾燥機の中で回っている、または畳んでいる分

ここに予備としてもう1枚プラスして持っておけば、万が一1日に何度も汚れてしまっても、慌てることなく笑顔で対応できますよ。

お部屋の収納スペースもスッキリしますし、管理する手間も少なくて済む、とってもスマートな枚数です。

【パターンB】毎日お洗濯をして、天日干しや部屋干しで乾かすおうち(標準5〜6枚)

赤ちゃん肌着部屋干し

毎日必ず洗濯機は回すけれど、乾燥機は使わずにベランダに干したり、お風呂場の乾燥機やリビングでの部屋干しなど、自然に乾かすことが多いおうちなら、コンビ肌着は「安心の5〜6枚」を用意しておくのがおすすめです。

この方法で気をつけたいのは、やっぱり「その日の天気」と「乾くまでのタイムラグ」ですよね。

カラッと晴れた日なら朝干せば夕方には乾きますが、梅雨の時期や冬場、急な雨の日などは、完全に乾くまで丸1日以上かかってしまうこともあります。

つまり、乾燥機を使うおうちに比べて「乾くのを待つ時間」が少し長くなるので、その間を乗り切るためのストックが必要になってきます。

毎日お洗濯をする場合の枚数のイメージはこんな感じです。

毎日お洗濯(自然乾燥)の5〜6枚内訳

  • 1枚:今、赤ちゃんが着ている分
  • 2枚:今日の着替え用ストック
  • 2枚:昨日洗って、今まさに干している(乾燥待ちの)分
  • 1枚:雨の日が続いたときのための「お守り用の予備」

これくらい手元にあれば、万が一2日続けてお天気が悪くて部屋干しが乾きにくくても、産後の眠くて大変な時期に「今日着せる服がない!」と焦る心配がなくなりますよ。

【パターンC】お洗濯は「2日に1回」まとめて回すおうち(余裕7〜8枚)

産後は体力をゆっくり回復させたいから、家事の手間を減らすために洗濯機は「2日に1回」まとめて回したい!というおうちなら、コンビ肌着は「ちょっと多めの7〜8枚」あると安心です。

このペースで回すときに知っておきたいのは、洗濯機を回さない日の間に、赤ちゃんの汚れたお洋服が洗濯カゴの中にどんどん溜まっていくということです。

おむつを替える瞬間におしっこをしちゃったり、ミルクをちょこちょこ吐き戻したりすると、1日に何度も着替えることは日常茶飯事です。


そうなると、2日分の汚れ物だけで、あっという間に4〜6枚ほどの着替えが必要になってきます。

これに加えて「今ちょうど干している分」と「今赤ちゃんが着ている分」を合わせると、5枚くらいでは全然足りなくなってしまうんですね。

産後のただでさえ寝不足でクタクタなときに、お洋服が足りなくなって慌てて洗濯をするのは本当に大変です。


2日おきにまとめて洗うスタイルなら、最初から7〜8枚用意しておくことで、心にゆとりを持って毎日を過ごすことができますよ。

ネットで「短肌着はいらない」って声が多いのはどうして?私が使わなくなった4つの理由

育児雑誌の出産準備リストを見ると、必ず一番上に「短肌着」が載っていますよね。
まるで赤ちゃん全員に絶対に用意しなきゃいけない必須アイテムのように見えます。

でも、ネットやSNSで実際のママたちのリアルな声を調べてみると、「短肌着はほとんど使わなかった」「わざわざたくさん買わなくてよかった」という意見が本当にたくさん見つかるんです。

定番のはずの短肌着が、どうしてこんなに「いらなかった」と言われてしまうのでしょうか?
それには、実際の育児生活の中で気づく「4つのちょっとしたお悩み」があるからなんです。

育児書の通りに「短肌着+コンビ肌着」を重ね着させたら、うちの子は暑すぎて大ぐずりしちゃいました…。

1つ目の理由は、短肌着が「ほかのお洋服の下に重ねて着せること」を前提に作られているからです。

生まれたばかりの赤ちゃんは汗っかきなので、大人の2倍以上の汗を吸い取るために、昔は短肌着を一番下に仕込むのが定番でした。


でも、赤ちゃんは熱が体にこもりやすい体質です。

そのため、お部屋が温かいのに重ね着をさせすぎると、お洋服の中がムレムレになって赤ちゃんが苦しくなってしまう原因になります。

2つ目の理由は、夏生まれの赤ちゃんの場合、そもそも「2枚も重ねて着せるなんて暑くて無理!」と感じるからです。

毎日30度を超えるような日本の暑い夏に、いくら優しい綿素材だからといって、デリケートな赤ちゃんに何枚も服を重ねて着せるのは、ちょっとかわいそうに思えてしまいますよね。

3つ目の理由は、短肌着の「おへそのあたりまでの短い丈」のせいで、どうしてもめくれ上がりやすいからです。

短肌着お腹がめくれやすい

短肌着はお股のボタンがないので、生後1ヶ月を過ぎて赤ちゃんが足を元気に動かすようになると、裾がどんどん上にずり上がってしまいます。


気づけばお腹が丸出しになっていて、冷えないか心配になって何度も直してあげることになります。

4つ目の理由は、最近のベビー服がすごく優秀になって、コンビ肌着のような「1枚でバッチリ決まる服」で十分代用できるようになったからです。

わざわざ下に短肌着を仕込まなくても、太ももまでしっかり包んでくれるコンビ肌着を1枚着せてあげるだけで、汗もしっかり吸ってくれるし保温もばっちりできちゃいます。

もちろん、冬場に少し冷え込む昔ながらのおうちに住んでいる場合や、ちょっぴり寒がりな赤ちゃんの場合は、重ね着として短肌着が大活躍することもあります。

でも、夏生まれの赤ちゃんや、元気に手足を動かす子の場合、短肌着の出番は思ったより少なくなっちゃうな、というのが実際に使ってみた正直な感想です。

こうして服の形と自分たちの生活を比べてみると、リストの通りにぜんぶ揃える必要はないんだな、というのが分かってきますよね。

最近の温かいおうちで「2枚重ね」をすると、汗だくやあせもの原因になっちゃうことも

育児書によくある「短肌着の上にコンビ肌着を重ねる」という着せ方は、いまの住宅環境やエアコンの優秀さを考えると、かえって赤ちゃんが暑がりすぎてしまう原因になることがあります。

赤ちゃんの皮膚の厚さは、大人のなんと半分くらいしかありません。


また体温調節機能がまだ未熟なため、まわりの温度に影響されやすく、お部屋が温かいとすぐに熱がこもって体温が上がってしまいます。

いまのおうちは気密性も高くてポカポカしていますし、エアコンを24時間つけたまま快適な温度(25~26度ほど)をキープしている室内なら、最初から服をたくさん着せて温める必要はありません。

我が家の子どもも本当に暑がりで、最初はまじめに2枚重ねて着せていたのですが、お洋服の中で熱がこもってしまい、毎日汗だくになって機嫌が悪く泣いてしまうことがありました。

この暑そうな状態をそのままにしておくと、あっという間にデリケートなお肌にあせもができてしまいます。

「冷やしたら風邪をひいちゃうかも」という大人の心配だけで重ね着をさせてしまうと、目の前の赤ちゃんの「あついよ〜!」というサインを見落としてしまうかもしれません。

短肌着を1枚も買わずに乗り切れるおうちの条件

絶対に必要に見える短肌着ですが、ある条件に当てはまるおうちなら、実は出産準備の段階で「1枚も買わない」という選択をしても、まったく問題なく楽しく育児がスタートできますよ。

その条件とは、ずばり「夏生まれ(7月〜9月の暑い時期)の赤ちゃんを迎えて、お部屋のエアコンを24時間しっかりつけて室温を心地よくキープしているおうち」です!

お外が30度を超えるような真夏でも、お部屋の中が空調でちょうどいい涼しさに保たれているなら、お洋服の役割は「汗を吸い取ること」と「お肌を守ること」だけで十分です。

それなら、お股にボタンが付いていて1枚で太ももまでカバーできるコンビ肌着を、直接さらっと着せてあげるだけで完璧にお部屋着として完結しちゃいます。

私も最初は「本当にこれ1枚でいいのかな?」とドキドキしましたが、思い切って家の中ではコンビ肌着1枚のスタイルに変えてみたら、子どもは汗をかきすぎることもなくなって、毎日すごくご機嫌に過ごしてくれるようになりました。

さらに、生後1ヶ月を過ぎてお出かけが増える頃になれば、足元がスッキリしてモコモコしない「前開きタイプのボディ肌着」を、上に着るカバーオールの中に仕込めるようになるので、短肌着がなくても何一つ困ることはありません。

【合わせて読みたい】ジメジメした日本の夏を快適に!赤ちゃんがご機嫌に過ごせる「夏の肌着・服装選び」のリアルな工夫はこちら

出産前の自分に教えてあげたい!セットのまとめ買いを何も考えずにすると後悔する「2つの盲点

西松屋や赤ちゃん本舗などの大きなベビー用品店に行くと、必ずといっていいほど「新生児肌着5点セット」や「出産準備10枚パック」のようなまとめ売りが主役として並んでいます。

短肌着が何枚、コンビ肌着が何枚、と使いやすい種類があらかじめバランスよく入っていますし、バラバラに買うよりも1枚あたりのお値段がお安くなっているので、とっても魅力的に見えます。

初めての出産を控えて、「何から買えばいいのかサッパリ分からない…」と悩んでいるときは、このセットをぽんとカゴに入れるだけで、お洋服の準備がぜんぶ終わったようなホッとした気持ちになれますよね。

でも、実際の毎日の育児がまだイメージしきれない出産前に、こうしたセットを何も考えずに一気に買ってしまうと、あとで後悔しちゃう「2つの落とし穴」があるんです。

まず1つ目の落とし穴は、セットの中に「自分たちのおうちの環境や、赤ちゃんの体質には合わなくて、一度も使わない肌着」がどうしても混ざってしまうことです。

私自身、出産の前に「とりあえず一通り揃えておくのが正解だよね」と思って、短肌着も長肌着もコンビ肌着も、それぞれ同じくらい揃えてお迎えしました。

ところが、いざ赤ちゃんとの生活が始まってみると、我が家の子どもはものすごい暑がりで、愛知の厳しい夏の暑さもあって、毎日の服装はコンビ肌着1枚のスタイルに完全に固定されました。

結局、セットに入っていたたくさんの短肌着や、足を動かすとすぐにめくれ上がってしまう長肌着は、数回しか袖を通さないままクローゼットの奥に仕舞いっぱなしになってしまいました。

全種類を均等に揃えるのは、一見すると完璧な準備に見えますが、生まれる季節や、その子の汗っかき度合い、おうちのエアコンの環境によって、実際によく使う服にはものすごい偏りが出るものなんですよね。

そして2つ目の落とし穴は、赤ちゃんの成長の早さを計算に入れないで同じサイズの服を一度にたくさん買ってしまうことで、すべての服が「ある日突然、一斉にサイズアウトしちゃう」という点です。

生まれたばかりの赤ちゃんって、大人の想像を超えるくらいのスピードで毎日どんどん大きくなっていきます。ピッタリのサイズで着せられる期間は驚くほど短いので、一気に買いすぎたストックを全部使い切る前に、服の方がパツパツで着られなくなってしまいます。

まずは、一番よく使いそうな種類の肌着(我が家の場合はコンビ肌着でした)だけを最低限の枚数だけ用意して水通しをしておき、産後に実際の汚れ具合や赤ちゃんの成長スピードを見ながら、必要になったらその都度スマホからポチッと買い足していくのがおすすめです。

一度生活を始めてみてから買い足す形にしておく方が、結果としてお金も収納スペースも、いっさいムダを出さずに産後の大変な時期をスマートに乗り切ることができたりします。

次の章からは、セット商品を買ったママたちが実際の毎日の中で直面しやすい、さらに具体的なトラブルについて詳しくお話ししていきますね。

落とし穴①:深夜の薄暗い部屋での「紐結び」は、寝不足の心に結構ひびきます…

ベビー用品店で売られている昔ながらの新生児肌着って、フロント部分を「紐(ひも)」で結ぶタイプがとっても多いですよね。

紐の肌着


メーカーの説明書きには「赤ちゃんの成長や体型に合わせて、身幅を細かく調節できるから安心です」と書かれていたりします。

でも、実際の育児の現場、特に3時間おきの授乳やおむつ替えでヘトヘトに寝不足になっている夜中の寝室では、この紐結びという作業が思った以上にママのイライラを誘う原因になっちゃいます。

新生児期の着替えは、ミルクをコクンと吐き戻しちゃったり、おむつを開けた瞬間にピュッとおしっこをされたりして、1日に何度も突発的に発生します。

そのたびに、お洋服の内側と外側にある合計4〜6本もの細い紐を、薄暗い常夜灯の明かりの中で1本ずつ手作業でチョウチョ結びしていくのは、指先も疲れるし、心にも少し負担がかかりますよね。

さらに生後1ヶ月を過ぎて手足のバタバタが元気になってくると、せっかく結んだ紐が赤ちゃんの動きで簡単にほどけてしまい、顔にかかったり指に絡まったりして危ないな、と感じることもあります。

この紐結びの手間からラクになる解決策が、外側がパチッと留まるスナップボタン式や、内側がマジックテープ(ワンタッチテープ)仕様になっている肌着を選んで買うことです!

特にお股の部分のボタンが、夜中の暗い部屋でも掛け違いをしないようにあらかじめ「色違い」になっている製品は、おむつ替えの時間を劇的に短縮してくれて、産後のママの強い味方になってくれます。

落とし穴②:可愛い「50-60cm」サイズは生後2ヶ月で爆速サイズアウトして「わかめちゃん状態」に…

ベビー服売り場で「新生児用」として一番よく見かけるのが「50-60cm」というサイズ表記の肌着です。
お店で見かけるそのシルエットは本当に小さくて、見ているだけでキュンとするほど可愛いので、出産準備ではこのサイズを中心に揃えるのが当たり前だと思っちゃいますよね。

でも、ここに一気買いしてしまうときの最大の失敗ルートが隠されています。

生まれたばかりの赤ちゃんの成長スピードは本当に凄まじくて、特に我が家のような男の子の場合、生まれたときの体重やその後の育ち盛りの勢いによっては、生後たった2ヶ月くらいで「50-60cm」の服はパツパツの限界を迎えてしまいます。

具体的にお話しすると、お腹まわりはまだ入るのですが、縦の長さ(座高)がグーンと伸びるため、コンビ肌着の一番大切な部分である「股下のボタン」が引っ張られて、全然留まらなくなっちゃいます。

せっかく頑張って水通しをして大切に準備したお洋服が、たった60日ほどで着られなくなってタンスの肥やしになってしまうのは、本当にもったいないですよね。

この早すぎるサイズアウトを防ぐコツは、出産前の段階から「50-70cm」という長めに着られるように作られた伸縮性のあるサイズや、「60cm」の少し大きめサイズを混ぜて揃えておくことです。

肌着60㎝

生まれてすぐの最初の数週間こそ、ちょっとダボっとしたシルエットになって大きく見えますが、手足の動きが一番活発になる生後半年から8ヶ月頃まで一軍としてずーっと長く着せ続けることができるので、買い替えのコストも手間も劇的に減らすことができます。

【実録】愛知の夏をコンビ肌着1枚で乗り切った「気温・室温別」新生児の引き算コーデ早見表

出産準備を進める中で、多くのママが頭を悩ませるのが「今日この気温だったら、赤ちゃんに何枚着せたらいいんだろう?」という毎日の服装の判断ですよね。

ネットで調べると、可愛いイラスト付きの「気温別着せ方ガイド」がたくさん見つかりますが、それらの多くは日本全国の平均的な気候で作られているので、自分たちが住んでいる地域のリアルな暑さ・寒さとはちょっとズレていることもあります。

特に、我が家が育児のスタートを迎えた愛知県の夏は、気温の高さはもちろんですが、特有のジメジメとした高い湿度が特徴でした。


こんな蒸し暑い環境の中で、育児書通りの「まずは短肌着を着せて、その上に…」という重ね着のルールをそのまま当てはめてしまうと、お洋服の中がサウナ状態になって赤ちゃんがかわいそうなことになってしまいます。

実際に愛知の暑さの中で子どもを育てた我が家の結論を言うと、赤ちゃんの服装は「気温(室温)×月齢(成長の段階)×その子のその時の様子」という3つのバランスで、その都度やわらかく判断していくのが一番失敗がないなと感じています。

最初にお伝えしたいリアルな経験談は、真夏の室内(エアコンをつけているとき)では、生後3ヶ月頃までの我が子は「コンビ肌着1枚だけ」という、とってもスッキリしたスタイルが定番だったということです。

コンビ肌着1枚だけで乗り切る夏

「本当に肌着1枚だけで寒くないのかな…」と、最初のうちは少し不安になったりしたこともありました。

でも、服を減らして涼しくしてあげたほうが、子どもは汗をかくこともなくなって、ぐずる回数も劇的に減り、明らかに毎日ご機嫌で気持ちよさそうに過ごしてくれました。

赤ちゃんのニコニコした様子こそが、その着せ方で合っているよという一番の正解のサインですよね。

「手足が冷たい=寒い」じゃないんです。赤ちゃんを触って確かめるなら、おなかや背中を触ってくださいね!

このお洋服の調整で、初めて育児をするおうちがとっても陥りやすい落とし穴があります。
それが、「赤ちゃんのむき出しの手足を触って、冷たいから寒いんだ!と勘違いして服を着せすぎてしまう」という現象です。

私自身、生後まもない頃に、真夏なのに子どもの足先や手のひらがびっくりするほどひんやりしているのを見つけて、「大変!寒いんだ!」と慌てて長袖のお洋服を上に重ねて着せてしまったことがありました。


結果として、服を足された赤ちゃんは今度は急激に暑くなってしまい、不快感から大泣きしてしまいました。

実は、赤ちゃんの手足が冷たくなっているのは、決して寒くて凍えているサインではありません。


赤ちゃんは大人と違って体温調節がまだ上手ではないので、手のひらや足の裏の毛細血管を開いたり閉じたりすることで、体の中の熱を外に逃がしたりキープしたりする「天然の放熱板(ラジエーター)」として使っているんです。

つまり、真夏に手足がひんやりしているのは、身体が正常に熱をコントロールして頑張っている「正常運転」の証拠であって、寒がっているわけではないんですよ。

服を着せるべきか、脱がせるべきかで迷ったときに、大人が触って確かめるべき場所は手足ではなく、お洋服でちゃんと隠れている「お腹」や「背中」でした。

赤ちゃんを抱っこするタイミングやおむつ替えのときに、お腹や背中にそっと優しく手を当ててみてください。


そこがじんわりと温かくて、汗でベタベタしていなくて、本人がご機嫌なら、それは今の服の枚数が完璧にピッタリ合っているという快適なサインです。

逆に、お腹や背中までしっかり冷たくなっているときや、顔色が明らかに悪いとき、または何をしてもずっと機嫌が悪くてぐずぐず泣き止まないというときに初めて、「服を1枚足してあげようかな」「エアコンの温度を少し調整しようかな」と考えてあげるのが正解です。

このように、ネットの推奨イラストの数字をそのまま真に受けるのではなく、赤ちゃんの体の仕組みを知った上で、目の前の子の肌を直接触って判断してあげる。

このシンプルなルールを1つ知っておくだけで、出産前の余計な肌着の買いすぎを防ぎながら、産後の毎日の着替えで迷う時間をまるごとゼロにできちゃいます。

次の章からは、この基準をもとにした、具体的な「室内」「外出時」「秋冬生まれ」の3つのシチュエーション別のコーディネートの目安表をお見せしますね。

【室内・おうちコーデ】室温20℃〜26℃の月齢別組み合わせ

24時間エアコンを稼働させているお部屋での服装は、設定温度ではなく「実際の室温」の数字を目安にして、赤ちゃんの月齢に合わせて変えていくのが一番確実です。

具体的なおうちコーデの基準は以下の通りです。

【室内】室温別の着せ方目安

  • 室温20〜22度(少し肌寒いなと感じるとき):
    【首すわり前】肌着 + 長袖カバーオール
    【首すわり以降】肌着 + 長袖トップス + 長ズボン
  • 室温23〜24度(心地よくて快適なとき):
    【首すわり前】肌着 + 半袖カバーオール
    【首すわり以降】肌着 + 半袖トップス + 長ズボン
  • 室温25〜26度(ちょっと暑いなと感じるとき):
    【首すわり前】半袖カバーオール + 肌着(または我が家のようにコンビ肌着1枚)
    【首すわり以降】肌着 + 半袖トップス

ただ、これはあくまで教科書通りの目安です。


我が家の場合、愛知のジメッとした暑さもあったので、真夏の室内では生後3ヶ月頃までずーっと「コンビ肌着1枚だけ」で毎日のんびり過ごしていました。

ネットの表よりもさらに薄着にしてあげるほうが、目の前の赤ちゃんにとっては熱がこもらなくて、一番快適な正解スタイルになることは本当にたくさんありますよ。

【外出・お外コーデ】気温12℃〜25℃以上の移動時組み合わせ

1ヶ月健診やちょっとしたお散歩などで外に出るときの服装は、お外の気温に合わせて、風や直射日光の対策をプラスして考えていきます。

具体的なお出かけコーデの目安は以下の通りです。

【外出時】外気温別の着せ方目安

  • 気温12〜16度(肌寒いと感じる日):
    【首すわり前】肌着 + カバーオール + はおりもの + 帽子
    【首すわり以降】肌着 + 長袖トップス + 長ズボン + はおりもの + 帽子
  • 気温17〜20度(ポカポカ快適な日):
    【首すわり前】肌着 + カバーオール + 薄手のはおりもの
    【首すわり以降】肌着 + 長袖トップス + 長ズボン
  • 気温21〜24度(ちょっと汗ばむ暑さの日):
    【首すわり前】肌着 + 半袖カバーオール
    【首すわり以降】肌着 + 半袖トップス + 短めズボン
  • 気温25度以上(汗ばむ夏日):
    【首すわり前】肌着 + 薄手のカバーオール
    【首すわり以降】肌着 + 半袖トップス

このお出かけや移動のときに、本当に用意しておいて良かった!と思ったのが「ボディ肌着」です。

下に着せるならボディ肌着

出産前は「足元が丸出しになっちゃって寒そうだな…」という先入観があって使っていなかったんです。

でも、赤ちゃんが想像以上に暑がりだと分かってからは、お出かけのインナーはこれ一択になりました!

上に着せるお出かけ用のカバーオールって、足元がバタバタ動いてもはだけないように、裾口がキュッと絞ってあるデザインが多いんですよね。


そのため、下に太ももまで生地があるコンビ肌着を仕込んでしまうと、絞られた足元の中で布地がくしゃくしゃに固まってしまい、もこもこと膨らんで赤ちゃんの足が動きづらくなってしまいます。

足の生地が最初から無いブルマ型のボディ肌着なら、上に服を重ねても中がまったくモコモコしませんし、お腹がはだけるのもバッチリ防げるので、お出かけ時の赤ちゃんのストレスをすっきり無くしてあげることができました。

【秋・冬生まれへのバトン】寒暖差を乗り切る「重ね着しない」スマートな防寒

我が家は夏生まれの生活でスタートしましたが、生後3ヶ月頃になって秋の気配が近づいてきたタイミングで、おうちの中でも初めて本格的な「重ね着」を取り入れ始めました。

10月以降の秋生まれ、あるいは冬生まれの赤ちゃんを迎えるおうちでは、大人側の「寒そうでかわいそう!」という気持ちが先走って、短肌着にコンビ肌着を重ねて、さらにその上から厚手のお洋服を着せる…といった、もこもこの多層レイヤードにしてしまいがちです。

でも、暖房をつけて室温がいつでも温かく保たれているいまのおうちの中では、服を何枚も重ねて着せるのは、赤ちゃんの自由な手足の動きを邪魔してしまうだけになってしまうことが多いんです。

秋冬のスマートな防寒の基本は、足元までしっかり包んでくれるコンビ肌着、またはボディ肌着1枚をインナーにして、その上からアウターとしてツーウェイオールやカバーオールを1枚重ねるだけの「すっきり2枚構造」で十分対応できます!

もし「ちょっと今日肌寒いかな?」という日があっても、インナーの肌着の枚数を増やして地層のように重ねて着せるのはあまりおすすめしません。


肌着が増えれば増えるほど、1日に何度も発生するおむつ替えのたびに、何枚もの服の裾をめくり上げてボタンを何箇所も留め直すというママの手間が、倍以上に増えてしまうからです。

室温の変化に合わせて調整したいときは、服を中に重ねるのではなく、上から「ベスト」をサッと1枚羽織らせてあげる形にするのが一番ラクちんです!

ベストなら、お股のスナップボタンを一切触ることなく、お腹や胸の体幹部分だけを優しく温めてあげられるので、おむつ替えの手間を増やさずに、スマートに冬を乗り切ることができますよ。

【夜の温度不安】「手足が冷たい=寒い」の誤解と、こども家庭庁基準の安全なねんねコーデ

お昼の明るい時間なら、赤ちゃんの様子をいつも目で見ながら服の調整をしてあげられます。


でも、パパママも眠りにつく夜の時間帯になると、「寒くて風邪をひいちゃわないかな?」「逆に温めすぎて苦しくないかな?」という温度管理への不安が一気に大きくなります。

特に夜中にふと目を覚ましたとき、お布団からはみ出している赤ちゃんの足先や手のひらを触ってみて、氷のように冷たくなっているのを発見してビックリした経験を持つママは本当に多いです。

私自身、子どもが生まれてすぐの頃、真夏の冷房をつけた寝室で眠る我が子の手足があまりにひんやりしていたので慌てて服を着せてしまい、熱がこもった赤ちゃんが不快感から夜中に何度も大泣きして起きてしまう…という失敗を経験しました。

先ほどもお話ししたように、赤ちゃんの手足が冷たくなっているのは、決して体が冷え切っているSOSのサインではありません。


赤ちゃんは手のひらや足の裏の血管を広げたり縮めたりすることで、体の中の熱を外に逃がしたり中にキープしたりする、生理的な熱交換を一生懸命行っています。

真夜中に手足だけがひんやりしているのは、体が自分で正常に体温をコントロールしている「元気な証拠」。

寒そうだからと慌てて厚着をさせてしまうのは、せっかくの放熱を邪魔してしまうことになります。

夜中に本当に温めてあげるべきかを見極める場所は、お布団から出ている手足ではなく、お洋服の中にしっかり隠れている「お腹」や「背中」の温かさです!

夜中に温度が心配になったら、そっと服の隙間からお腹や背中にパパママの手を優しく当ててみてください。


そこがじんわり温かくて、赤ちゃんがスースー穏やかに眠ってくれているなら、今の服の枚数やエアコンの設定は合っている証拠です。

服を足してあげたり、お部屋を暖かくしてあげるべきなのは、お腹や背中までしっかり冷たくなってしまっているときや、顔色が明らかに悪いとき、または暑さや寒さの不快感から夜泣きが続いてしまっているときだけで大丈夫ですよ。

そして夜の温度管理で、お洋服の枚数と同じくらい絶対に守ってあげたいのが「就寝環境の安全基準」です。

こども家庭庁や消費者庁のガイドラインでも、生後1歳未満の赤ちゃんが眠る環境では、重い掛け布団や毛布、羽毛布団は使わないことが強く推奨されています。


寝返りを打ったときや手足のバタバタで、分厚いお布団が赤ちゃんの顔を覆ってしまうと、自力で払いのける力がない赤ちゃんは、そのまま窒息してしまう危険があるからです。

さらに、大人用のお布団やたくさんの掛け布団のせいで服の中に熱がこもりすぎてしまうこと(うつ熱)は、乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを高める要因としても指摘されています。

安全なねんね環境のスタンダードは、「寒さを掛け布団で解決しない」ということです。

夜の防寒は、重いお布団を赤ちゃんの上に乗せるのではなく、エアコンで24時間お部屋を心地よい温度にキープしてあげて、赤ちゃん自身が身にまとう「お洋服(肌着やパジャマ)」の枚数や、窒息の心配がない「着るお布団(スリーパー)」の組み合わせで安全に解決します。

【就寝時・ねんねコーデ】室温20℃〜26℃の着せ方目安

安全で快適な睡眠環境を作ってあげるための、具体的な就寝時のコーディネートは、エアコンでコントロールされた寝室の室温を基準に、こんな風に組み合わせるとおすすめです。

【就寝時】室温別の着せ方目安

  • 室温20〜22度:
    【首すわり前】肌着 + 長袖カバーオール(寒い日はスリーパーも重ねて)
    【首すわり以降】肌着 + 長袖パジャマ(寒い日はスリーパーも重ねて)
  • 室温23〜24度:
    【首すわり前】肌着 + 長袖カバーオール
    【首すわり以降】肌着 + 長袖パジャマ
  • 室温25〜26度:
    【首すわり前】肌着 + 半袖カバーオール
    【首すわり以降】肌着 + 半袖パジャマ

夜のねんねコーデで大切にしたい鉄則は、「迷ったら、ちょっと薄着にしてみる」という引き算のルールです。


大人の感覚で寒そうだからとあらかじめ厚着をさせてしまうと、眠っている間に赤ちゃんはすぐに汗だくのオーバーヒート状態になることも多いです。

気温の数字だけでなく、お腹や背中が汗ばんでいないかという「その子のリアルな体感」を一番に考えてあげて、汗をかいている様子があればすぐに1枚減らしてあげるような、やわらかい調整をしてあげることをおすすめします。

寝返りが始まる頃のスワドルから「薄手ガーゼスリーパー」への切り替え成功体験

窒息の心配がある掛け布団を使わない寝室で、赤ちゃんの睡眠を支えてくれる主役といえば、「スワドル(おくるみ)」や「スリーパー」といった着る寝具です。

我が家の場合、モロー反射による夜泣きを防ぐために、生後まもない頃から寝返りを始めるまでの就寝時は、体を優しく包み込んでくれるスワドルをフル活用していました。

【関連記事】我が家が寝返り前まで本気で愛用した「ねくるみ」のリアルなレビューはこちら

でも、赤ちゃんが自分で寝返りを打ち始めるサインが見えたら、両手が固定されるスワドルはうつ伏せになったときに危ないので、使用をストップして、すぐにスリーパーへと切り替えてあげる必要があります。

このスリーパーの素材選びで、我が家は最初の頃にちょっとした失敗をしてしまいました。

「冬場は寒くてかわいそうだから、しっかり温めなきゃ!」という思い込みから、最初はフリースのような毛布タイプや、中綿がしっかり入った分厚いスリーパーを着せて寝かせていたんです。

ところが、暖房をつけて室温が20度前後に保たれている冬の寝室では、この分厚いスリーパーは完全に温めすぎでした。


服の中に熱がこもって暑くなってしまった子どもは、夜中に何度も不快感から目を覚まして、激しくぐずるという悪循環が起きました。

この夜泣きのトラブルをすっきり解決してくれたのが、綿100%で作られた「薄手の多重ガーゼスリーパー」への全面切り替えだったんです!

綿100%のガーゼスリーパーにしてから、夜中に熱さで起きることがパタリとなくなりました!1歳半を過ぎた今でも現役の一軍アイテムです。

ガーゼ素材は、繊維の間に優しい空気を含んでくれながらも、通気性と吸水性がバツグンなので、赤ちゃんの体温が上がっても余分な熱や水分を外へスッと逃がしてくれます。

この涼しい素材に変えてから、子どもが汗だくで目を覚ます夜が明らかに減りました。

薄手のガーゼタイプは、夏の冷房対策として大活躍するのはもちろん、冬もお部屋の暖房と組み合わせればこれだけで十分あたたかく過ごせます。

さらに、裾の部分にめくれ上がりを防ぐスナップボタンが付いているものを選べば、足を元気に動かす小さな頃から、トコトコ歩き回るようになる月齢まで、ベストとしてずーっと長く重宝する最高のアイテムになりました。

赤ちゃんのデリケートなお肌を守る「素材選び」と、水通し

ここまでの章で、おうちのお洗濯の環境やエアコンの状況に合わせて、コンビ肌着やスリーパーの「ちょうどいい枚数」をムダなく選んでいくコツをお話ししてきました。

揃えるお洋服のイメージが湧いてきたら、出産前の最後の仕上げとして、「お洋服の素材選び」と、安全に着せてあげるための「水通し」へと進みましょう!

何度もお話ししている通り、赤ちゃんの皮膚の厚さは大人の半分くらいしかなくて、とてもデリケートです。

さらに汗腺密度が高いからとても汗っかきです。

そんな繊細なお肌に直接触れる一番下の肌着には、化学繊維(ポリエステルなど)ではなく、汗をしっかり吸ってくれて風通しもいい「綿100%」の天然素材がとてもおすすめです。

お店に並んでいる綿100%の肌着には、いくつかの生地の種類(織り方)があります。
一年中いつでも使いやすくて、よく伸びて赤ちゃんの体に優しくフィットしてくれるのが「フライス」という生地です。

もし真夏の暑い時期に出産を迎えるなら、薄手でさらっと涼しい通気性がある「天竺(てんじく)」がピッタリですし、逆に真冬の寒い時期なら、やや厚手でぬくもりをキープしてくれる「スムース」を選ぶなど、生まれる季節に合わせて生地の厚みを選んであげるのが一番心地よく過ごせるコツです。

これらのお気に入りの肌着をおうちに迎え入れたら、赤ちゃんが生まれる前に必ず「水通し」をしてあげます。

水通しをする一番大切な理由は、大人の服や保管されていた環境から、「ホルムアルデヒド」というお肌に優しくない化学物質が赤ちゃんの服に移ってしまっているのを綺麗に洗い流すためです。

ホルムアルデヒドはお水にすごく溶けやすい性質を持っているので、新品の状態で一度、洗剤を使わずにお水だけで洗ってあげる(または赤ちゃん用の優しい洗剤を使う)ことで、すっきり綺麗に落とすことができます。

また、水通しをすることで生地が最初よりもふんわり柔らかくなって、綿が本来持っている汗を吸い取る力が100%発揮できるようになるというメリットもあります。

洗い終えた肌着は、大人の服からまた物質が移らないように、ジッパー付きの綺麗な袋などに密閉して大切に保管しておくのが安心です。

まとめ|ネットの数字に振り回されず「目の前の赤ちゃんの背中」を触るのが、一番正確でムダのない答えでした

育児雑誌の「出産準備チェックリスト」に並ぶきれいな数字や、SNSで見かける「これだけあれば安心!」というまとめ情報を見ていると、あれもこれも買わなきゃいけないような焦る気持ちになってしまいますよね。

でも、ここまでお話ししてきた通り、新生児の肌着のちょうどいい枚数は、皆さんのおうちに「乾燥機」があるか、それとも自然に干すかというお洗濯環境の違いや、おうちのエアコンの状況、そして何より生まれてくる赤ちゃんの体質によって本当にガラッと変わります。

誰かにとっての「10枚」は、別の人にとっては「半分も使わなかったタンスの肥やし」になっちゃうのが、ベビー服選びのリアルな現実なんですよね…。

この記事でご紹介した室温別・気温別の早見表や、専門書に載っている基準も、すべては「迷ったときの最初の目安」です。

その基本の知識を頭の片隅に置きつつ、最後は目の前にいる赤ちゃんの「お腹や背中」にそっと手を当ててみてください。

もし基準通りの服を着せてみて、お腹が汗ばんでいるなら1枚引き算してあげる。

逆に、じんわりと温かくて本人がニコニコご機嫌に過ごしてくれているなら、それこそがあなたと赤ちゃんにとっての「100点満点の正解」です。

この記事を書いた人

tonco

1歳育児をしながら、美容の仕事とブログ運営をしています。

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